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流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
ムンプスウイルスによって起こる耳下腺や顎下腺など唾液腺の感染症です。3歳から6歳くらいに好発する疾患で潜伏期間は2 - 3週間です。飛沫感染で広がり、冬から春にかけてよく見られますが最近は夏にもみられることがあります。

良性発作性頭位眩暈症
頭を動かしただけでめまいがする病気。前庭は体のバランスを保つ働きをしています。前庭の非常に小さな一部分がこわれて半規管のなかのリンパ液の中にただよう場合があります。この小さな浮遊物をキャナリスといいますが、頭部に打撲を受けて内耳に衝撃が加わったり、老化のためなどさまざまな原因が考えられています。
頭の位置を変化する動作がこのキャナリスを動かし回転性のめまいを引き起こす事になります。この回転性のめまいは通常は30秒以内に収まりますが、非常に強烈なめまいで、吐き気やるふらふら感は数時間にわたって続くこともあります。

緑膿菌感染症
緑膿菌は、人の腸管の中をはじめ、自然界に広く分布しており、栄養分の少ないところでも増殖できるので、水周りによくみられます。緑膿菌は、水道の中でも、塩素などの殺菌剤が入っていなければ増殖できます。ほかの病原菌と一緒に感染(混合感染)することが多く、抗生物質に抵抗性が強いので菌交代症をおこします。抵抗力の非常に低下した人に、呼吸器感染症、尿路感染症、菌血症や敗血症などを引き起こします。

緑内障
一般に「あおそこひ」ともいわれ、眼圧が高くなる(眼球が固くなる)病気です。眼球は正常な代謝を維持するために、一定の固さ(眼圧)を保っております。一定量の水(房水)が産生され、一定量流出することによってバランスが保たれていますが、この流れに障害が起こりますと水(房水)が眼に溜まって眼球が固くなります、すなわち眼圧が高くなります。
水(房水)が出来過ぎたり、流出が少なくなったりすると、その圧力が眼の神経や血液のめぐりに悪い影響を与えて視神経が徐々に死んでいきます。死んでしまった視神経は回復しません。従って、残っている生きた視神経を死なないように守らなければなりません。つまり進行すればいずれは失明しますので、進行をくい止めるのが緑内障治療の根幹です。これには眼圧を正常値(最適値)に迄下げねばなりません。この緑内障は、他人に伝染するものではありませんが、一部を除いて時期がずれても両眼に発病するもので片方の眼だけ悪い人も油断してはいけません。

リンパ管炎
リンパ管は全身に網目のように張り巡らせて、組織間の体液を運ぶ管です。リンパ管炎の多くは腕や脚を切ったり、擦りむいたときに病原菌が傷口から感染し、このリンパ管に炎症をおこす急性の病気です。原因となる病原菌は連鎖球菌やブドウ球菌などで、水虫〈白癬菌〉から発症することもあります。リンパ管からリンパ節にも炎症を起こすことも多く、血管に侵入すると全身へ拡がります。
高熱や悪寒(おかん)など風邪の初期症状とともに、炎症部が赤く腫れあがるため、抗生物質の投与を行います。熱が下がらない時は座薬を用いたり、下肢のむくみに対しては一時的に利用薬をしようすることもあります。

リンパ浮腫
リンパ浮腫は先天的にリンパ管に障害があるものと、産婦人科や泌尿器科疾患の手術や放射線療後におこる後遺障害にわけられますが、多くは後者です。乳がんや前立腺がんなどの手術の際、がんの転移を防ぐ為に、病巣とその周辺のリンパ節を切除しますが、切除後はリンパ節機能が低下するため、血管外皮下組織にたんぱく質や水分が滞って、過剰に溜まった状態になり、むくみとなってあらわれます。これがリンパ浮腫です。むくみは片側だけで下肢、上肢に多く、皮下組織が繊維化して硬くなります。腫れがひどくなると、しびれやだるさだけでなく、日常生活にも支障がでるようになま
す。

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