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脳梗塞
脳の血管が詰まる病気で、そのために手足が動かなくなる片麻痺やしゃべりづらくなる構音障害を認めたり、症状により死に至る恐ろしい病気です。脳梗塞には、大きく分けて脳血栓と脳塞栓(そくせん)があります。脳血栓は、徐々に脳の血管が詰まる病気で、その原因には高血圧、糖尿病、高脂血症等があり、これらにより血管が動脈硬化になることで、脳血管がふさがります。一方、脳塞栓は血栓が飛んでくることにより、突然脳の血管が詰まる病気です。

脳炎・髄膜炎
脳実質や脳をとりまく膜(髄膜〈ずいまく〉)の感染症です。ウイルス、細菌、真菌などによって引き起こされます。適切な治療が早期になされないと重篤(じゅうとく)な後遺症を残すこともあるので、早期の診断が何よりも重要です。

脳出血
脳内を走る穿通枝動脈などの小動脈が高血圧症、脳動脈硬化、アミロイドアンギオパチー等によって微小動脈瘤、類線維素変性、血管の中膜筋細胞壊死などをきたし破綻しておきますが、その多くは高血圧性です。
破れる穿通枝動脈としては、レンズ核線条体動脈(被殻出血)、視床膝動脈(視床出血)、上小脳動脈穿通枝(小脳出血)、脳底動脈傍正中枝(脳幹出血)などがあります。
なお、 出血の原因が頭部外傷、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、モヤモヤ病、脳腫瘍などとはっきりしておれば、脳出血の分類から除外します。脳出血は、男性にやや多く、その発生率はくも膜下出血の約2倍でくも膜下出血と同様に高齢になるにつれて高くなります。脳出血は主に高血圧に起因するので、夏より冬、活動時、特に一日のうち血圧の高くなる時間帯あるいはストレスなどによる急激な血圧上昇時、などにより多く発生します。

脳卒中
脳が“卒然(突然、急に)”として“中(あた)る”病気の総称です。“率然”というのは“急に前触れなく”ということで、心筋梗塞の場合よく狭心症を前触れ発作として起こってくるのとは対照的です。では前触れなく何に中るかというと、昔脳卒中は“中風”“中気,”とも呼ばれていたことから分かるように、悪い風・悪い気、すなわち悪い(冷たい)空気にあたるのです。確かに今より寒く、また空調の悪かった昔は圧倒的に冬に多い病気でした。

脳腫瘍
脳腫瘍には原発性と転移性があり、放射線治療にも外照射による方法と、定位照射による方法があります。また、手術と併用して放射線治療が行われることも少なくありません。

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