手足口病
乳幼児やこどもでよく見られる病気です。発熱、口の中の痛み、水泡を伴った発疹が特徴です。軽い発熱と食欲不振・気分不快で始まり、しばしばのどの痛みを伴います。発熱が始まってから1日か2日で口の中の痛みが出現します。口の中に小紅斑が出現し、水泡性発疹となり、しばしば小さな潰瘍となります。それらは通常、舌や歯茎、頬の内側の部分に出現します。
皮膚の発疹は、1日から2日で小紅斑から盛り上がり、水泡を伴うこともあります。発疹は、かゆくなく、通常手のひらや足の裏に出現します。発疹はおしりにも出現することがあります。口の中の潰瘍だけの場合や、皮膚の発疹だけの場合もあります。だからといって「手足口おしり病」、「口病」、「手足病」などとは言いません

鉄欠乏性貧血
酸素は肺から赤血球中のヘモグロビンというタンパク質に結合して、全身に運ばれていきます。貧血とは、赤血球の数やヘモグロビンの量が少ないために、全身の組織に酸素が十分に供給できなくなる状態のことです。
赤血球の寿命は約120日で、絶えず新しい赤血球が骨髄で造られ、古い赤血球は壊されていきます。骨髄で新しい赤血球が十分に造られないか、赤血球が必要以上に壊されたり、出血によって血液が失われると、赤血球の産生と破壊のバランスが崩れて貧血になります。

低血糖症
インスリンや経口血糖降下薬を使用している糖尿病患者以外にも、低血糖の症状が起こることがあります。
インスリンをつくっている膵臓[すいぞう]のβ[ベータ]-細胞に腫瘍(インスリノーマ)ができるとインスリンが過剰に分泌[ぶんぴつ]され低血糖となります。
先天性の脳下垂体不全症では、インスリンに拮抗[きつこう]するはたらきをする副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモンが不足して低血糖となります。
このほか、まれな病気ですが、フォンギールケ病で低血糖を起こします。これは糖原病のひとつで、肝臓でブドウ糖をつくる酵素(グルコース-6-ホスファターゼ)が欠損している病気です。

てんかん
「てんかん」という病気の多くは、小児期〜思春期に発病します。発病してか ら、できるだけ早期に診断して治療にとりかかることが大切です。放置しておく
と、発作の回数が増加したり、発作の程度がひどくなることがあります。発作に よる事故は危険ですし、発作を頻回に起こしていると、発達や学習に悪影響を及
ぼす場合があります。成人になるまで発作が続い ていると、発作のコントロー ルが難しくなってきます。

転移性脳腫瘍
転移性脳腫瘍は全癌患者の10-15%にみられる。中でも肺癌、乳癌に多くみられ、胃癌や腎臓癌では頻度は低い。転移部位により様々な症状が出現するため、一定の症状というものはない。定期的検査においてX線CTやMRで発見される。治療法は原疾患の種類、全身状態、治療状況及び脳転移部位、数により異なり、外科的切除、化学療法、放射線療法が選択される。

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